■学校名
麻布大学
■利用教材
「タヌキの頭骨標本5点」体験教材2セット
「ハクビシンの頭骨標本5点」体験教材2セット
「アライグマの頭骨標本5点」体験教材2セット
■使用期間
令和6年8月17日
■使用学年・クラス(人数)
小学校1年生〜6年生、未就学児とその保護者(24名)
■教科
相模原市有害鳥獣対策協議会主催の「野生動物サマースクール2024」にて使用
ー以下は本館からのアンケートの質問と、利用者からの回答です。ー
■教材(標本類)に対する児童・生徒の反応をお聞かせください。
標本を触ってもらう前に、タヌキ、アライグマ、ハクビシン、アナグマの4種類の中型哺乳類についてクイズ形式で形態や行動特性などについて説明を行なった。また、今回は相模原市立博物館のご協力を得て、上記4種類の動物の剥製を出していただき、間近で観察しながら、毛色を色塗りしたり、指の本数の違いなどの気づいた点を記録してもらった。その後に頭骨も観察してもらったので、動物の全体的な特徴を踏まえた上で、動物種による歯の形状の違いや、頭骨の形・大きさの違いについて種による違いを声に出して確認しながらじっくり見ていた生徒が多かった。
■教材(標本類)の使用時に工夫された点、心掛けられた点をお聞かせください。
1人1人に頭骨を配布してしまうと、破損や逸失が生じそうであったため、頭骨ブースを設けて、触りに来てもらうようにした。また、ブースには児童の主体的な観察を促したり、疑問に答えられるようにサポートの人員を配置した。
■教材(標本類)を使用して、先生のご意見・ご感想等を自由にご記入ください。
教材を使用したのは今回で2回目であるが、やはり自由に触ってみてもらえる本物の標本を貸し出していただけたのは、参加者の興味や理解を深めるのにとても役立ったと感じた。今回は剥製も同時に観察できたので、頭骨だけでは把握できない全体像の違いも踏まえた上で頭骨を観察できたことで教育効果が高かったと感じた。
【使用時の様子】
麻布大学いのちの博物館 公式twitter