麻布大学は獣医学の学校から始まり、現在では環境にも取り組む大学になりました。大学で研究を行うと、標本をはじめとする学術的に価値のある資料が生まれます。また、教育のための教材もあります。これら学術資材を博物館で保管することは、大学の使命のひとつで、麻布大学にとっても長年の夢でした。その博物館が、創立125周年に本学の目的を象徴する「いのち」の博物館という名前で設立されることは、大きな喜びです。
麻布大学いのちの博物館では、先人が残された貴重な遺産を継承するとともに、「1.研究内容、 2.動物標本、 3.歴史資料」を広く社会に紹介しています。
麻布大学いのちの博物館へ、どうぞお気軽にお越しください。
麻布大学では、病と闘う動物たちと向き合い、その死のメカニズムから、”生の軌跡”を明らかにしてきました。そうした研究成果を広く伝え、また、動物標本を通した五感での体験をしていただくことで、子どもがいのちの大切さを学び、生命の神秘さを感じていただくれば嬉しく思います。
当館は、「いのち」を学ぶことができる身近な学習の場として、これからも様々な展覧会やイベントを開催して参ります。
「いのちの博物館」は、いのちの大切さを学ぶことを目的とした施設であり、これまでの研究や教育のために収集された動物標本を展示しています。2015年に大学創立125周年記念行事の一環として設立され、2025年には開館10周年を迎えます。
小動物から大動物、動物園動物まで、さまざまな動物の骨格標本を取り揃えた、獣医系大学ならではの博物館です。照明や展示に工夫を凝らし、来館者が間近でゆっくりと観察できる、心安らぐ癒しの空間を提供しています。ヒト以外の動物の骨格標本はすべて本物にこだわっています。片隅にあるハンズオンコーナーでは、骨に実際に触れて質感や重さを感じることができます。幼稚園児や小中学生からご年配の方まで、どの世代の方も心豊かに楽しみながら学べる施設です。
ぜひご利用ください。
麻布大学いのちの博物館 公式twitter