企画展示
2018年2月13日(火) ~ 2018年4月28日(土)
青根は丹沢の北側の山懐にある小さな集落です。現在は相模原市に属していますが、長いあいだ津久井に属していました。青根のような小さな集落は日本中にたくさんありましたが、社会の変化とともに人口が減り、過疎化が進んでいます。
麻布大学の村山史世先生をリーダーとするグループは2010年から学生とともにこの青根集落と交流を始めました。2011年には麻布大学の「あざ」と青根の「おね」を合体させて「あざおね社中」として名付け、放棄されていた田んぼの復活や、さまざまな農業活動を進めるとともに、里山の動植物の調査も続けてきました。その活動は地元の人をも巻き込み、青根集落に活気をもたらしました。
こうしたことが評価されて、2016年には国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)の連携事業に認定されました。また全国わがまちCMコンテストで最優秀賞を受賞、生物多様性アクション大賞でも入賞したほか、環境省モニタリングサイト1000の調査地点の一つにも選ばれています。
今回の企画展示では、青根集落を歴史を含め紹介するとともに、このあざおね社中の活動の内容を紹介することにしました。
この展示は麻布大学いのちの博物館が力を入れている、
■ ケース1
ひとつのケースであざおね社中の活動概要をパネルで紹介しました
特筆すべきはあざおね社中の学生が作成したジオラマで、
■ ケース2
もうひとつのケースにはケース1で紹介した青根の生活で実際に使
この展示は相模原市に属することになった津久井の青根集落の生活
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