2018年9月4日(火)から12月28日(金)まで
麻布大学の卒業式では成績優秀者に「越智賞」が授与されます。これは名誉学長である越智勇一先生を記念したものですが、越智先生のことを知らない教員や学生も多くなってきました。越智先生は「自発性感染症」学説を提唱して獣医学に大きな学問的貢献をしたのみならず、戦後の日本の獣医学をレベルアップし、また麻布大学を発展させることにも大きな貢献をされました。
今回の企画展示はこのような背景から越智先生の偉業を振り返ることにしましたが、そこにひとつの特徴を持たせることにしました。
それは越智先生の輝かしい業績を紹介するというよりも、越智勇一という一人の人の魅力を描くということに力点を置いたということです。というのは、越智先生を調べる過程で、越智先生の考え方や行動力は時代を超え、今の私たちにも通じるものがたくさんあることがわかったからです。
越智先生を知らない人、あるいは「かつて越智先生という学長がおられたらしい」という程度しか知らない人は、ぜひその人柄に触れて、そこから何かを学び取って欲しいと思います。
一人の人を展示するというのは本館の企画展示では 初めての試みで、その意味でユニークな展示となりました。
越智先生を知らない人、あるいは「かつて越智先生と いう学長がおられたらしい」という程度しか知らない人は、ぜひその人柄に触れて、そこから何かを学び取って欲しいと思います。
一人の人を展示するというのは本館の企画展示では 初めての試みで、その意味でユニークな展示となりま した。
■ 配付パンフレット
麻布大学いのちの博物館 公式twitter