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2019.05.06

企画展示10「3Dプリントレプリカに触れる-フォトグラメトリーの世界-」

2019年5月14日-2019年8月31日

本館では昨年の5月から9月まで「3D模型と獣医学教材」という企画展示をしました。その時は3Dの基本的な原理と、それを獣医
学教育に使った例を紹介しました。
今回の展示は同じ3Dですが、前回のCTスキャナーによるものとは違い、写真撮影によるものです。従ってCTスキャンで作る模型
のように体内のレプリカはできませんが、その代わりスキャナーに入る大きさに制約はありません。従ってイヌでもウマでも、
さらにはゾウでもクジラでも「写し取る」ことができます。

本館ではハンズオンコーナーでゾウの頭骨や下顎骨を触ってもらえる展示をして好評を得ていますが、大きすぎるために「触る」
ことはできても、動かしてみることはできません。ところがゾウの頭や顎を小さくして両手で持てるほどの大きさにすれば、頭
と顎を合わせてその関係を動かしながら観察することができるので、それで気づくことがいろいろあります。例えば草食獣と肉
食獣では、歯の作りはいうまでもなく、下顎の動きも違い、それは食べ物の特性にあわせて適応の結果そのような構造になって
いることが理解できます。
この展示を指導いただいた国立科学博物館の森健人先生は、この3Dプリントレプリカ(模型)の可能性に挑戦しています。従来
の博物館は、標本をケースに入れて触ることができません。あるいは本館のようにハンズオンで触ることができても、大きすぎ
て動かせません。森先生は、それを打開するために、博物館で「触れる展示」をするだけでなく、街頭に出て、いわば「街頭博
物館」の試みもしています。

今回の企画展示期間中はハンズオンコーナーで3Dプリントレプリカに触れる展示をしています。土曜日には学生サークルの「ミ
ュゼット」が解説をしますが、それ以外の週日は解説なしではありますが、触っての観察はできますので、ぜひお越しください。

【展示予定の3Dレプリカ。いずれも国立科学博物館 森健人 先生作】
集合レプリカ

【3D模型を作った動物の粘土模型(本館上席学芸員 高槻成紀 作)】
粘土模型

【展示ケース】
追加③ケースケース中1

【ハンズオンコーナーにて】
525-10525-16差し替え①

【配付パンフレット】
チラシ

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