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いのちの博物館だより

2017.07.14

アンケート結果報告(2017年4月分)

【目次】
 1. 評価
 2. 感想など
 3. 期待すること
 ※ 読みたい項目をクリックすると、その項目の記事までジャンプします。

■ 1. 評価
 来館者のアンケートを集計しました。展示の評価はいつものように非常に高いもので、98%は「とてもよい」または「よい」の評価でした。

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図1 博物館の評価(総数347票)

 展示は以下のようにコーナーの中にケースがあるという作りになっています。

   博物館へのいざないコーナー
     イントロ棚
     オオカミとイヌの骨格
     ネコ骨格
   企画展示コーナー(動物の病気)
   獣医学コーナー
     毛球・ウシの食べたもの
     ウシ骨格
     教材模型
     プラスティネーション
     獣医の道具
     ブタの品種
   動物に学ぶコーナー
     肉食・草食獣頭骨
     アナコンダ骨格
     ゾウ骨格
     ハンドウイルカ・ライオン・ニホンカモシカ骨格
     キリン骨格
     動物の手足
   生命環境科学部コーナー
   歴史コーナー
   ※ これとは別に ハンズオン もコーナー扱いにしました。

 コーナーごとの票数を比較すると「動物に学ぶ」が451票、ついで獣医学コーナーが175票、博物館へのいざないコーナーが152票、企画展示が98票と続きました。ハンズオンは同列に評価できませんが、なんと113票で大健闘しました。

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図2 コーナーごとの評価の合計値(票数)

 ケースごとの順位は、ハンズオンをケース扱いにすると、高いほうからアナコンダ、ハンズオン、動物の病気(企画展示)となり、そのあとは「いざない」と「動物に学ぶ」のケースが上位につけていました。今回は歴史が低くなっていますが、ミュゼットの解説ではどうしても歴史が軽くなりがちなことが影響していそうです。

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図3 ケースごとの評価(票数)

 企画展示は3位につけ、よい傾向でした。

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■ 2. 感想など
 アンケートに寄せられた「感想、印象に残ったこと」から目にとまったもの紹介します。

<博物館全体について>
・建物が円形なところが印象的で、場所によって違う工夫がしてあるところが興味深かった。
・いのちの博物館はいろいろな人の苦労によってできたのだということがよく分かりました。
・動物の生態、麻布大学、獣医師のことについてもいろいろ知ることができてよかったです。
・大学構内という身近なところに、このような博物館があってとても素敵でした。できることなら、すべての説明文を読みながら、もっとじっくり見学したかったです。
・動物を大切にしている気持ちが伝わりました。
・とにかくおもしろかったです。規模は中くらいなのに、内容の濃さがすごいですね。解説も楽しく聞けました。全身の標本以外にも臓器や寄生虫の標本が多くて新鮮でした。
・初めて見るものばかりで、大変驚かされました。落ち着いた雰囲気の内装や、とてもみやすい展示でした。
・よくもまあこのように骨格標本を集めることができたと感心した。40数年前は暗い一室に、お化けが出るように部屋にぎっしり詰め込まれていたのかと思い、陽の目を見られて、獣のいのちが報われると思った。
・どのコーナーも、それぞれ伝えたいことがあって印象的でした。私は動物は好きなのですが、動物や人でも「なぜ、こう進化したのか」「人間や動物の能力ってすごい」と思ったり、疑問になったりすることが多いのですが、この博物館ではそれを解決してくれます。

<展示について>
・ハムスターの骨格の後ろにゾウの骨格を置いて、ハムスターの小ささをめだたせるという展示はとても良いと思う。
・骨の標本がすべて本物の動物からとったものであることが特に印象的でした。骨折をして、そこから再生した跡や、ゾウの頭蓋骨で見た歯のすり減り具合など、本物でなくては作り出せない味が印象的でした。また、犬の病気のコーナーでは、自分もイヌを飼っているのですごく身近に感じられましたし、すこし怖くなりました。

<解説文について>
・どのコーナーにも、とても詳しい説明がのっていて、とてもわかりやすかったです。
・バンドウイルカがカバの仲間だったことに驚きました。

<解説のしかたについて>
・スタッフさんがとても優しくて、ためになることや興味があることを、たくさんわかりやすく説明してくれて、とてもわかりやすかったし、この大学の魅力もたくさん見つけることができました。
・スタッフの方がとても詳しく説明してくださったので、動物についての様々なことを知ることができました。

<学生について>
・学生さん達が、私たちが「これ、どうしてこんなになってるんだろうね?」と話している声を聞きつけて、教えてくださり、とても勉強になりました。
・骨格について、大学生の方がいろいろ教えてくださったので、とてもわかりやすく、興味がわきました。普段触れることがないことだったので、面白かったです。
・説明をされている学生さんがみんな喜々として動物好きが伝わってくるのが本当にうれしかった。

<子供への配慮について>
・小さい子ども達にはびっくりすることと思い、また動物を愛する気持ちが増すと思います。
・子供にもわかりやすい展示、解説になっていました。

<企画展示(動物の病気)について>
・企画展は麻布大らしさがあってよかったのですが、もう少し多くの標本を見たかったです。ウィルスや赤血球の模型は大きさがとてもわかりやすかったです。常設展示も一部入れ替えがあったので、リピーターとして飽きずに見れました。
・とても多くの資料があり、驚きました。解説も詳しく今まで知らなかったことを知れてよかったです。動物の病気のコーナーは少しインパクトがありましたがとても興味深かったです。
・病気や感染症などが分かってよかった。他にも肺や心臓などの臓器のことが分かった。

<歴史コーナーについて>
・麻布大学、博物館の歴史を詳しく教えてもらい、生き物への関心と仲間との団結でできたことが分かりました。パンフレットやオープンキャンパスなどで、もうだいたいのことは知っていると思っていましたが、今日の授業で新しい知識が得られて本当に良かったです。
・登校するときによく目に入って、博物館には何が展示してあるのかとても気になっていました。今回このような機会をいただいて、とても勉強になり、麻布大学についてよく知ることができました。中村道三郎先生が、麻布大学にとてもかかわったということを初めて知りました。

<ハンズオンについて>
・骨に実際に触れて、思ったよりもツルツルしていたり、ざらざらしていて驚きました。イヌ、イノシシ、ウマの骨を見比べてみて、歯の作りや、エラの部分の張り具合が違っていて、驚きました。
・娘はこのコーナーが大のお気に入りで、今日はそのために来たようなものでした。スタッフの方々の解説がとても楽しくて、親の私がのめり込んでしまいました。"
・骨に触れるコーナーでは、草食動物と肉食動物の違いや、骨と筋肉のしくみなどわかりやすく教えてもらえて印象的でした。
・骨に触れるというのはもちろん、ゾウのあごを抱えるなんて一生にいちどだろうという体験ができてとても満足です。また、博物館を建てた意図やできていく様子をとった写真を見させてもらってから入ったので、博物館全体への興味がすごくわきました。

<個別の展示物について>
・アナコンダの骨格がものすごく印象強くて、驚いた。イヌとオオカミの骨格の違いは知らなかったので、とても興味深く勉強になった。
・実際に目で見て、それらが本物の骨だと言うことが信じられないくらいキレイに整えられていて感動した。
・獣医の道具がとても興味深い物ばかりで面白かったです。
・手足の指の付き方を、人間の手足と比べて見た。とても面白かった。どうして骨格がこうなっているのか、と説明してもらえなければ気づかなかったので、とても感謝しています。
・普段目にすることができない動物の骨や感染された心臓、寄生虫などを実際に見ることができ、とても貴重な体験ができた。特にプラスティネーションや回虫を見て、動物への興味がいっそう湧いた。ハンズオンでの20㎏?近くある骨を持つことができて良い経験になった。
・レプリカではなく、すべて本物のものを展示しているという点も、本当にレプリカではないのかなと思うものばかりで迫力がすごく。
・ヤマアラシ科とアメリカヤマアラシ科が全然ちがっていてびっくりした。学生さんの説明が分かり易くてなるほどと思った。
・アナコンダの骨格は予想以上に大きくて驚きました。全長が5メートルほどあってあごを大きく開くことができ、ヤギや小さい子どもまで飲み込んでしまうのは怖いと思った。
・アナコンダやコウモリの骨なんて見たことがなかったので、印象に残りました。
・ウシの食べたものがたくさんあって、危ない物も入っていて(危ない物がほとんどだった)、さらに毛球がコーティングされていたりしたところが印象的でした。
・寄生虫は気持ち悪い物ですが、生命を守る上では必要な知識だと思います。一方、骨として比べたときのジャンガリアンとゾウの対比、アナコンダの不思議など、改めて考えました。
・特にアナコンダは印象が深かった。大きい骨に小さい骨がたくさんついていて小さい骨が大きいからこそあのような動きができるのだと考えました。
・シカとウシの角がずらーっと並んでいるところが、今ちょうど自分が研究しているテーマの資料にぴったりだったので印象的だった。
・ゾウの歯の生えかわり方がとても面白かったです。
・動物関係で勤めていましたが、毛球やウシの磁石の実際を見たことがなかったので驚きました。
・人間とキリンの首の骨の数は同じで大きさが違うだけだということ。

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■ 3. 期待すること
 アンケートに寄せられた「期待すること」から目にとまったものを内容別に紹介します。

<一般的なこと>
・このような博物館はないと思うので、ずっとやっていってほしいです。
・より多くの人に提供できる施設として取り組んで頂きたいです。

<展示>
・奇形のホルマリン漬けなども見てみたい。
・絶滅していく動物たちの保護にも一役買えたらと思う。

<企画展示>
・企画展示をチェックして定期的に見に来ようと思います。充実して継続してください。
・今後も色々な企画展を開催してほしいです。

<テーマ>
・もっと脳を見たかったのでおいてほしいです。
・ウマの標本、生態、歴史など展示してほしい
・動物と人間の関係の歴史について。
・ヒトと動物の関わりの中で、生死について考えられる人材を、育て続けて頂けること。
・野生動物の保護について特集頂けるとうれしいです。

<展示物>
・ホルマリン漬けを増やしてほしい。
・犬や猫の展示を増やしてほしい
・ウマの標本をもっと増やしてほしい!ハンズオンにも、ウマの骨がもっとあればいいなと思った。
・内臓がもっと見たい。
・人間のものは対象外?

<イベント>
・子ども向けの解説会などの企画があればまた何度も来たいと思います。
・夏の自由研究に役立つ企画をしてほしい。楽しかったです。
・もっと子供向けの色々なイベントを定期的にひらいてください。展示内容もこのほかのものもあるとまた来たいと思います。

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