2017年11-12月のアンケート結果を報告します。
【目次】
1. 評価
2. 感想・印象に残ったこと
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■ 1. 評価
博物館の評価は非常に高く、「とてもよい」が72%を占め。「よい」とあわせて99%でした。
コーナーごとの評価は「動物に学ぶ」が他を圧倒して200票を超えました。
ケースごとの評価では企画展示の「シカの角のふしぎ」が一位になり、ハンズオンがこれに次ぎました。
■ 2. 感想・印象に残ったこと
感想と印象に残ったことについて、目に付いたものを紹介します。
<大学についての感想>
- 校内もきれいで、充実した時間でした。博物館がすごかったです。
- とても学校がきれいで、生き物もいっぱいいたので、すごく良かったです。博物館もあって、とてもしっかりした設備だと思いました。
- 施設設備が充実していて良かったです。自分は動物系の仕事に就きたいので、麻布大学を候補にしたいと思いました。
<博物館について>
- 大学内に博物館があるのは、とてもすごいと思いました。中に入っても、普通の博物館では見ることができないような血管の模型や、牛の胃に入った金属などを展示していて、驚いたことがたくさんありました。
- 市内にこんなすばらしい施設があったことに、感動しました。
<展示について>
- 今まで私の知っていた博物館とはまったく異なる趣きでした。自分がこれらの世界の中で生きていることを改めて感じながら、味わって見ることができました。もっと時間があれば、じっくりと見たいと思います。
- 展示がどれも見やすくまとめられていた。
- 入り口に全体をまとめた物が置いてあるのは印象的だった。入ってくる時に見て、展示を見た後もう一度見るレイアウトは非常にわかりやすかった。
- わかりやすく展示されていて、小さな子どもと一緒に回っても楽しめる広さでした。
- 種類が豊かで、丁寧に保管されていたので、もとは生きていたと言うことが胸に迫る展示でした。また見に来たいです。
<企画展示について>
- シカの角が季節ごとに変わっていったり、大人になるにつれて変化していったりすることと、いろいろな種類がいるとわかりました。
- シカの角がとても面白かったです。また、ゾウの骨やキリンの骨がとても大きくてすごかったです。初めて見たので、とても大きくて、迫力がありました。
- さまざまな動物の骨が見られて楽しかった。相同器官が骨の状態だとわかりやすいと思った。シカの角のバリエーションが多くて、おもしろいと思った。
- 鹿の角は長いがとても軽い。角にカルシウムを投資しなければならないが角ばかりにカルシウムが行くと死ぬなど、また角の発達の仕方なども興味深かった。
- 動物の骨のみで、その動物の特徴がつかめた。シカの角と牛の角の違いがよくわかりました。
- シカが好きなので見に来ましたが、他の骨格も存分に見ることができ、とても満足でした。
- シカの頭など、手作りが多かったのが印象的だった。
<子供への配慮について>
- 子どもも私もとても楽しめました。
- 小さな子どもでも楽しめる博物館で、とても勉強になりました。大きな骨格は子どももとても喜んでいました。クロサキやアナコンダの骨格の展示がおもしろかったです。
- 子供向けにも解説がある点。身近な動物を多く扱っている点が印象的でした。広さも1時間という中ではちょうど良かった。
- 子供用の解説がすべてのものについていたのがよかった。
<ハンズオンについて>
- 骨について勉強していますが、知らないことばかりだったので、詳しく知れて良かったです。ハンズオンがすごく良かったです。触るのは初めてで、うれしかったです。
- ハンズオンで、これまであまり骨に触ることはなかったけれど、いろいろなことを知ることができて良かったです。
- ハンズオンで実際に触ったり、骨を組み立てたりして、さわり心地や、どんな風に骨が組み合わさっているのか知ることができて良かったです。
- ハンズオンで実際に骨格を組み立てるのは楽しかったです。とても勉強になりました。
<展示品について>
1. 本物について
- すべて本物の骨ということがすごかったです。
- 見本みたいな骨格を、本物から作っていたこと。
2. プラスチネーション
- 動物の血管を色で染めてあるのがすごくリアルで、印象に残りました。
- 血管のプラスチック標本など、自分の体をふくめて命ってすごいと感じる。
- プラスティネーションの美しさが印象的だった。サンゴ、樹木・・・血管とはこんなにも複雑なのかと驚いた。虫やら藻類、菌類などは違うのだなあと改めて感じた。
3. 大きさ
- ほ乳類は環境や自分の体の大きさに合わせて、骨の一部を変えたり、歯の形を変えたり(適応させている)していることが標本を見ることでよく理解できた。進化・退化(適応)というのは、やはりおもしろい。
- ゾウとハムスターの骨格の大きさが違いすぎた
- ゾウと小型生物でも構造が同じであることに感動した。
4. その他
- 骨格標本が手作りというのに驚きました。外側からしか見たことがない動物に更に興味がわきました。
- ライオンのつめが収納されていて、捕まえるときに伸びると聞いたこと。
- すべて本物の骨ということがすごかったです。
- ハンズオンの部屋にあった亀の甲羅が、はじめて触れてうれしかったです。
- コウモリの手が1番印象的でした。翼も骨だと思っていたら、手だけだったので、びっくりしました。
- ニホンジカや亜種がエゾシカ・ヤクシカになっていることに驚いた。イヌ・ネコの爪の違いがおもしろかった(ネコは出し入れ式)
- 前肢の展示
<解説について - 学生>
- 作れるものは学生が作っていることに驚いた。
- 学生によるハンズオンがとても印象に残りました。実際のゾウの骨や手首のパズルなど、楽しみながら学ぶことができました。
- 学生解説員の説明・解説がわかりやすい。直接、手で触れることができたり、骨を組み立てる活動を通すことで実感できる。
- 大学生の方々の説明がわかりやすく、楽しく学べました。骨の組み立てもでき、感動しました。
- ホネをさわるコーナー(ハンズオン)で学生が熱心に教えてくれたことで理解が深まりました。楽しく学べました。
<解説について - 高槻上席学芸員>
- 高槻先生の平和への想いに共感します。大学の研究が軍事に使われる不幸がないことを願います。
- 先生の御説明がとても良かったです。本を読んでみたいと思いました。
- 先生の説明を先に聞けたのがとても良かった。
- 先生の丁寧なお話、良かったです。
- 先生の説明は分かりやすかった。
- 高槻先生の話が面白かった。
<期待すること>
1. イベントなど
- イベントがある時に再来したいです。
- 人と動物との共生について、多くの発信を期待します。
- 子供も興味を持ってこられるような企画
- 子供達、特に小学生に見て、動物に興味を持ってもらいたいです。
- 身近なイヌ・ネコの種の違いをみられると面白そう。
- 小学生中学生など団体見学を受け入れてください。
⇒5人以上であれば申し込んでもらえば可能です(麻布大学いのちの博物館)。
2.広報
- PR不足
- PRをして子ども達に伝えたい。
3. 写真撮影
- 写真撮影を許可して欲しい。
4.相模原理科教育会より
- 小学校の理科で使えるような標本の貸出を少しずつ考えていただけるとうれしい。
⇒標本貸し出しはおこなっています(麻布大学いのちの博物館)。
- 相模原の理科教育との連携。
⇒本館で可能なことを模索中です(麻布大学いのちの博物館)。
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