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いのちの博物館だより

2018.06.22

顕微鏡が寄贈されました

2018年6月20日に麻布獣医科大学(現麻布大学)1976年(昭和51年)卒業の堤清蔵様から祖父の森林繁松氏(1912年、明治45年卒)所有の顕微鏡が寄贈されました。

これはオリンパスが1928年(昭和3年)頃に販売していた「芙蓉號」であることがわかりました(オリンパス技術歴史館「瑞古洞」副館長松井忠彦氏による)。
ただし、ケースには「第7回卒業記念」とあり、1901年(明治34年)のことです。この時点では芙蓉號はまだできていないはずですから、森林繁松氏が卒業後に譲り受けたのかもしれません。

いずれにしても非常に古い国産顕微鏡であり、貴重な収蔵物となりました。堤清蔵様に厚く御礼申し上げます。

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