8月23日金曜日、当館主催の夏休み子ども教室「動物たちの骨を学ぼう!『骨から分かる、いろいろなこと』」を開催しました。獣医学部獣医学科の大石元治先生が講師をつとめました。
まず初めに、館内の骨格標本を見ながら、草食獣と肉食獣、それぞれの特徴を学びました。特に目の位置の違いに着目し、草食獣の視野と肉食獣の視野に違いがあることや、それによって「見え方」に違いがあることを学びました。
このあと本物のチーターの頭骨が配られ、学んだ特徴を確認しながらスケッチをしました。
最初はこわごわ触っていた子どもたちも、描き進めるにつれて真剣な眼差しになり、いろいろな角度から標本を確認する姿がとても印象的でした。
スケッチの後はハンズオンコーナーに移動しました。
アフリカゾウ(子ども)の頭骨を触って、脳の収まっていた空間を自分の腕で体感してみるなど、日常生活では得がたい体験に笑顔がこぼれます。
最後に、先生からこの日のまとめのお話しがありました。みんな真剣で、科学者の表情になっていますね。
また、子ども教室が終了してからもたくさんの方が館内に残り、各自ゆっくりと見学されていました。完成したスケッチを見せてくれたお友だちもたくさんいました。
今回の夏休み子ども教室は、ホームページとX(旧Twitter)のみでお知らせを公開したところ、あっという間に(1週間程度で)定員になりました。
お申し込み、ご参加を頂き誠にありがとうございました。今後も当館主催事業に、どうぞご期待ください。
麻布大学いのちの博物館 公式twitter