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いのちの博物館だより

2025.06.03

シカ問題を考える会の皆様が来館されました

5月14日(水)、愛知県豊田市の「シカ問題を考える会」の皆様が来館されました。

代表の山本薫久さまはじめみなさん田んぼをしておられ、会員にはハンターもおられて、皆様がそれぞれの視点から、シカ問題を捉えておられました。例えば、山や周辺の草木が食べられていること、ケモノ道がめだつこと、農業はじめ中山間地に大きな影響を及ぼしていることなどで、各人が対策に取り組んでいらっしゃるとのことでした。
館内のご見学では、シカの問題だけでなく広くさまざまな動物の問題へと話が広がり、動物へのご関心の高さがうかがえました。
その後、当館名誉学芸員の高槻先生がスライドを使って「シカ問題を考える」という講演をし、その後意見交換がありました。
いまでは日本全国でシカによる農作物への被害、山林の保全への影響などが知られるようになりましたが、高槻先生はその問題に早くから注目されてきました。「シカ問題を考える会」のみなさまはその著書に触れ、我が事としてシカ問題に向き合っておられるので、先生との活発な議論は、この問題の大切さ、難しさを強く感じるものになりました。
遠路自動車でご来館されたとのこと、ありがとうございました。


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