 
9月27日(土)、東京動物園ボランティアーズ・ドーセントグループ・オランウータン活動班(多摩動物公園)の皆様がご来館され、主に霊長類を中心に様々な動物の骨格についての勉強会が開かれました。
講師は、本学獣医学部解剖学第一研究室の大石元治先生がつとめました。グループの中には、現在同活動班でボランティアガイドをされている山本雅子名誉教授もおられました。
肉食獣と草食獣の頭骨を比較するコーナーでは、本物のトラとウマの頭骨を手に取りながら、歯のかたち、つくり、かみ合わせや顎の形など、様々な視点から観察されました。
ご来館の皆様は、動物園でオランウータンの解説ボランティアをされています。大石先生が用意された様々な動物の肩甲骨、上腕骨、指の骨を比較しながら、生活のしかたと体のつくりの違いや、生活する場所と体のつくりの違い、ネコ科動物が爪を引っ込められるヒミツなど、動物によって異なる様々な特徴について話が弾まれていました。
ハンズオンコーナーでは、この日一緒に勉強していた博物館解説サークル「ミュゼット」の学生たちと、意見交換をされる姿もみられました。
多摩動物公園で、皆様の解説をぜお聞きしたいです。ご来館ありがとうございました。
麻布大学いのちの博物館 公式twitter