7月と9月は票数が少なかったので、7~9月分をまとめて報告します。
【目次】
1. 評価
2. 感想・印象に残ったこと
3. 期待すること
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■ 1. 評価
8月はオープンキャンパスがあったので、多くの来館者がありました。評価はいつものように非常に高いものでした。
コーナーごとの評価では「動物に学ぶ」が抜きん出て高い評価を得ました。これについで獣医学部、イントロ(博物館へのいざない)、ハンズオン、企画展示「フクロウが運んできたもの」が並びました。
ケース別ではアナコンダがあいかわらずの人気でしたが、ハンズオンと企画展示が高い評価を得ました。
■ 2. 感想・印象に残ったこと
<博物館について>
・美術館のようにキレイで、楽しかったです。
・大学の博物館と思えないほど充実した内容でした。
・博物館には初めて来たので、学校の敷地内にこんなに充実した施設があったなんて驚きでした。
・「いのちの博物館」という名前のとおり、生命を学ぶのにとても素晴らしい博物館だと思います。
・とても広くて、様々な展示があり、見ていてとても楽しかったです。
・大学の一部とは思えないほどのクオリティの博物館だった。
・大学内に博物館があり、キレイに展示されていて、素晴らしいと思いました。
・上野の科学館のように骨格や模型がたくさんあり、大学の中とは思えないような設備でおどろきました。
・館内の雰囲気がとても良く、説明もとても丁寧でよかったです。
・こんなにたくさんの貴重な資料が保管されているのに感動しました。
・限られた場所に凝縮していて忙しかった。私大の中で博物館があるのは良いと思う。
・麻布に博物館があるのは知らなかったので感動した。
・ずっと相模原市に住んでいますが(現在は町田市)、正直このような場所があるとは知りませんでした。今回、子どもの学校見学で初めて訪れ、知り、びっくりしました。
・無料で、これだけ近くに骨などをみることができて、びっくりしました。それぞれに子ども向けにもわかりやすく記載されている説明がとても良かったです。またぜひ来たいです。
・久々の来校で出来ていたとしっていたが、来る機会がなく、今日初めて見れました。元々大学にあった骨格標本をより多く一般の方に見れるようになったのはとても良いと感じました。
・Good place for study. I want to make this museum in my university.
(勉強によい場所です。母国の大学にもこんな博物館を作りたい。)
<展示について>
・とても内容の濃い話や展示物だらけで驚きしかなかった。またスタッフの対応もとても丁寧ですばらしかったと思う。
・今回は4回目の来館でした。今日は入館せず帰宅する予定でしたが、やっぱり立ち寄ってみたくなりました。そして企画展が開かれていましたので興味深く拝見しました。いつ来ても展示方法がすばらしいと思います。ついおもしろくて見入ってしまいます。
・生き物に対する研究が、細かになされているという印象を受けた。
・前回来た時に比して展示内容が大きく変わっていたので新鮮な気持ちで見ることができました。時々内容を入れ替えていただくことは継続してください。私の知り合いで麻布卒業生がいます。身体が不自由になり時々会いに行って麻布の現状を話すと大変喜んでくれます。展示物の話等、これからも続けて来館します。
<説明について>
・書いてある説明も分かりやすくて良かった。いろいろな動物の骨格があり、とても見ていて楽しかった。
・パネルが見やすく解説も興味深かった。
・子供向けの説明もわかりやすくよくできていた。学生が頑張っている様子も見られて、今後ますますの充実を期待している。
<口頭解説について>
・説明してくださる方がその都度いて、とても分かりやすく、勉強になりました。今日、初めて来させていただきましたが、とてもよく、勉強させていただきました。高校生のお兄ちゃんのために足を運ばせてもらいましたが、博物館だけの見学でとてもよいお土産話ができました。
・学生さんがとてもわかりやすい説明をしてくださり、動物への関心が深まった。
<企画展示(一般)>
・何度目かですが、来る度に少しずつ違っていて、興味を持ちます。なんだろうと思わせる見せ方で良いと思います。
・展示替えをやっているので、いつでも楽しめる。今日は学生さんがたくさんいて、また良かったです。
・企画展示が毎回考えられていて、すごく興味深いです。次の企画も楽しみにしています。
<企画展示(フクロウの展示)>
・フクロウの写真がきれいでした。
・フクロウが食べたネズミの研究が大いに面白かった(ためになった)。大小様々な動物の展示があり、楽しかった。
・展示物についている解説が面白かったです(フクロウ)。いろいろな骨格がたくさんあるので、興味を持って比較して見ることができ、面白かったです。
・フクロウの生態が分かりやすく展示してあり良かったです。フクロウ好きにはたまらないですね。
・フクロウの巣から出てきたネズミの骨の話や、キリンの角、アナコンダの口の骨、アリクイの話など、初めて聞いたので、とても興味深く、おもしろかったです。
・細かいフクロウの運んできた物を、よく集めたと思いました。小動物の骨もちゃんと標本に出来てて、すごいなーと思いました。
・フクロウについての展示が増えていて、とても興味が湧いた。今回で4度目だったけど、いつ来ても面白い展示で見飽きることが無くて毎回楽しませてもらってます。
・フクロウのコーナーにあったフクロウが食べたものの骨(ものすごく小さな物まで)が一つ一つ展示されていたのが印象的でした。
・フクロウというものじゃなくてフクロウが食べるネズミという詳しいことが知れて、フクロウに対して興味が強くなった。
・フクロウの骨格標本に羽がついたままなのが、すごいことだと聞き驚いた。
・昨年も来たのですが、フクロウの展示が新しく加わっていて良かったです。
・細かな骨まで展示されていて、フクロウが運んできたもののコーナーでは、ネズミの骨が一つ一つ分けられていたのに驚きました。
・巣箱のなかをのぞけて、中にいたフクロウがかわいかったです。
・いろいろな企画展があって楽しみです。前のロードキルも興味をひかれましたので、今日の「フクロウが運んできたもの」も楽しみにして来ました。
・フクロウの巣からの採集は大変な作業であり、貴重な研究だと思います。
・フクロウの食糧・残渣の骨がとても細かいのに判別されているのがおどろきでした。
<歴史>
・卒業された方々の偉大さが分かりました。
・麻布大学の歴史が分かり、大変面白かったです。親戚がこちらの卒業生です。来てよかったです。(獣医で、もう亡くなりましたが・・・)
・大学史が興味深かった。特に戦中、戦後の大学の苦悩が感じられた。
・戦前の授業の様子や古い器具など歴史を感じさせる展示が麻布大学の長い歴史を感じさせてくれた。
・増井光子さんが初代園長をされていたよこはま動物園ズーラシアでバイトをしているので、ズーラシアの職員の方に聞いた増井さんの違う一面?を見られたので、勉強になりました。
<ハンズオン>
・僕はまだ小学生だけど、小さい時にこういう経験をできたことがうれしいです。特に「ハンズオン」が楽しかったです。骨に触ることなど人生であまりできなかったから、しっかり説明を聞いたら、理解できました。
・初めて実際の動物の骨にふれ、感動です。
・骨を触ることができて重さが分かったのでいい経験ができたと思いました。肉の部分でしかヘビなどを見たことなかったけど骨を見るとしっぽがどこからあるのか分かるなどの発見があり楽しかったです。
・骨パズルが完成したときの達成感がこの上なかった。
・大学生の方たちが骨をクリーニングしているというのを聞いて、びっくりしました。
<標本(順不同)>
・ゾウの骨格標本に興味を感じた。
・歯の生え変わり方がおもしろかった。
・ハムスター・・・ペットで見るものと実際の骨の細さには驚いた。小さいものの命の大切さを感じる。
・アナコンダの骨が美しい。
・全部本物の骨というのがすごいと思った。
・ウシが食べたものや、サルの腕の骨が二本ないとまわらないこと、など知らなかったので、知ることが出来てとても面白かった。
・古い時代の骨格や模型が見られて興味深かったです。また、巨大な骨格標本は迫力があって見応えがありました。ハンズオンコーナーのゾウの下あごの骨にあった歯が、ふしぎな形で面白いと思いました。
・キリンの首の骨の数が人と同じなことに驚いた。
・亀の甲羅の裏を初めて見させてもらい、背骨みたいなつくりであることに驚きでした。
・首の骨は人間と一緒で7個ある。キリンも同じと聞いてビックリした。
・環境によって動物の骨は変化していき、生きていきやすいようになっているんだなと思いました。
・ウマの脳の模型などで普段は見られない動物の体の中が分かり、おもしろかった。
・プラスティネーションというものを初めて知って驚きました。
・それぞれの骨に意味があり、とても勉強になりました。動物が好きで良く調べたりしていたのですが、イノシシの骨の形が予想外でおどろきました。
・コウモリの足が小さくてかわいかった。
・獣医の道具や古い道具が見れて良かった。
・ハムスターの骨格が、とても小さくてびっくりした。
・非常に興味深い内容で、好奇心を刺激されました。他にも調べて、溢れる疑問点を埋めていきたいです。
・ヘビは9,10メートルくらいだというのと、体重は200kgくらいだったことがすごいと思いました。
・過去に骨格標本作りを手伝った身としては、とても懐かしめるものもある一方で、「あ、これやりたかったなぁ」というものもあった。
■ 3. 期待すること
今回は期待することに多様な意見がありました。それを1)博物館・展示、2)展示内容、3)活動など、4)その他のグループにわけて紹介します。
英語の解説は課題です。開館などについては現状では対応がむずかしいことです。展示内容に研究指向のものがありました。地域の期待は大きく、イベントの希望も大きいようです。広報をもっとして欲しいという声が非常に多いです。今回初めてのことですが、出版物やグッズ販売の期待がありました。
以下、紹介しますが、同類のものは削除しています。
1)博物館・展示
<展示について>
・ガラス棚3段目は私にとっては見えない高さでした。標本の説明札だけでも見える位置にしてほしいです。
・地方での出張、展示(ミュゼット同行)。骨パズルの認定証を作ってほしい。
<英語の解説>
・English explanation of the description of the samples will make it more internationally accepted one.
(説明が英語だとより国際的に受け入れられる。)
・Should be add English.
(英語を追記すべき。)
・Translation into English could attract more international people historical.
(英訳があると海外の人も歴史に興味をもつ。)
・中国語・英語の解説文を追加
<開館>
・月に一回でいいので日曜日も公開してもらいたいです。
<写真撮影>
・写真撮影できればもっといいなと思いました。
・写真をとりたかったものを撮れなくて残念。家族に見せたかった。
2)展示内容
・動物の愛護について展示があったらいいなと思いました。殺処分のことについての展示も。
・どのような研究をしていて、どのような結果が出ているのかを知りたい。
・研究の業績等専門的なものが多くても良い。
・今後の研究方針、現在進行中のことなども展示すると良いのでは?(結果を見に来校するかも)
・学生や研究者の研究内容や成果等も見たいと思いました。
・今、何でもSNSや世の中の流れのスピードで、大切なことがだんだん忘れられていくのが不安です。人の気持ち、動物の気持ち、命の大切さを伝えるような学びができるように期待します。
3)活動など
<ハンズオンについて>
・ハンズオンの内容を色々変えていただいたり、体験ゾーンを増やしてもらいたい。
・平日もハンズオンをやってほしいです。
<標本作り>
・骨標本作りのプロセスの展示を希望します。
・骨の作り方の行程を展示してほしい。
<地域連携>
・地域の住民が自由に出入りさせていただけるのは嬉しいです。
<子供への対応などについて>
・大学でこのように展示を見たり、触れたりできるのはとても素晴らしいと思ったので、今後もより多くの展示や、子どもにも楽しく学べるような講座等を行ってほしいです。
・小さな子供たちが、この博物館を見て生物分野に興味を持つこと。
・子供向けのプログラムの開催。
・もっと地域、子供たちに広めて開放して欲しい。構内も広く自然がありgood。
・子どもにふれあい体験をしてくださること。
・子どもの興味を引き出すような楽しさの工夫。
4)その他
<広報>
・もっと広くみんなが知って来場できるとイイなと思いました。今回はたまたまオープンキャンパスで寄りました。相模原市立博物館で企画展とかあったらイイと思います。
・もっと多くの人に知ってもらうための機会があるといいなと思いました。
・この博物館を知らない人がたくさんいると思いますので、もっと広報PRをされても良いかと思います。
・とてもよい博物館だと思うので、広く宣伝して、ワークショップ等がもっとあればいいと思います。
・インターネットやTV・新聞などさらに広報されるのがよいかと思いました。
・いのちの博物館をはじめて知りました。もっと宣伝すればいいのにと思いました。
・こんなにおもしろいのにもっと宣伝した方がいいです。
・どれもとても素晴らしい展示ばかりだと思うので、もっと多くの人に見てもらえるようになるといいと思いました。
・地域にもっと知ってもらい、小学生、中学生に見てもらってほしい。このような施設があることを知りませんでした。
・学術展示をもっと一般にも知らせていただきたいと思います。近隣、町田市にももっと宣伝してください。
・メールなどで新しい特集やイベントを教えて頂けたらうれしいです。冬休みや春休みにも子ども向けイベントがあったらうれしいです。
<出版物>
・馬にとても興味があるので、是非馬の展示を企画して下さい。図書館を公開されるとなおよいですが、展示がよいので馬に関する蔵書を披露して欲しいです。
・有料でもよいので写真入りの本の販売があるとよいです、
・有料でもよいので資料をもっと用意して欲しい。せっかく見に来ても写真も撮れないので、後で忘れてしまう。また、展示品の骨格図などを描いた用紙を用意していただけると特徴が書き込めて勉強になると思います。
・持ち帰り出来る図録の販売。
<ホームページについて>
・麻布大学で有名な研究動物。馬、牛、鹿(?)について、ホームページ上でくわしく知らせてくれたりすると大学の博物館への興味が続きやすいのではないか。
<ショップ>
・グッズみたいな物を販売してほしいです。
麻布大学いのちの博物館 公式twitter