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いのちの博物館だより

2018.08.20

「夏休み子供教室 -タヌキの骨とサルの骨 - 」終了のお知らせ

指導:上席学芸員 高槻成紀  補助:麻布大学学生

【目次】
 1. 記録
 2. 子どもたちのようす
 3. スケッチ作品
 4. 感想文
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 ※ 写真の公開は了解をいただいています。

■ 1. 記録
 7月24日から26日までの3日間、「夏休み子供教室 -タヌキの骨とサルの骨 - 」を開催しました。相模原市(33人)を中心に町田市(9人)、そのほかの神奈川県から7人、遠いところでは東京都内や東金市(千葉県)などからの参加もあり、述べ56人(小学2年生から6年生まで)が参加しました。指導は高槻上席学芸員が行い、麻布大学の獣医学科の学生2人が補助をし、アドバイスをしてくれました。

 はじめにタヌキとサルの特徴の解説をしました。それから骨が体を支える硬いもので、とても大事であること、頭の骨は特別で球状であることなどを話しました。また本物のタヌキの頭骨に紙粘土をつけ、彩色した模型を見せました。これにより、タヌキの顔が丸顔に見えるのは筋肉や毛が生えているからで、実際の頭骨は細長いことを説明したら納得しているようでした。

タヌキの頭骨に紙粘土で形を整え、彩色した模型


 それからスケッチをしてもらいましたが、タヌキは全員に、サルは2人に一つだったので、どちらが描きたいかを選んでもらいました。両方を描いた人もいました。普通の図工の絵とは違い、よく観察して正確に描くこと、必要ならメモなどをつけることなどを説明しました。

 真剣な眼差しで標本を眺め、複雑な形をどう表現するか、たくさんある歯を頑張って描いたりしていました。速い人で30〜40分、ゆっくりな人は1時間近くをかけて仕上がりました。子供らしく個性的な作品ができたようです。中には小学生とは思えない描写力の参加者もいました。

 所要時間に個人差があったので、早く終わった人には博物館収蔵の縄文柴犬、フクロウ、アオウミガメ、シカ、ライオン、アオダイショウなどの標本を見てもらいました。本物の標本を間近にして、楽しそうに見ていました。アオダイショウを説明する時に、南米でアナコンダという大蛇におばあさんが食べられたという話をしたら、目を丸くしていました。

シカの頭骨を説明する

アオウミガメを観察する

 その後、感想文を書いてもらい、修了証を手渡しました。修了証には1枚ずつ違う動物のイラストがあったので、どの動物の修了証をもらえるか楽しみだったようです。

修了証を受け取る

 最後に記念撮影をして解散としました。

7月24日

7月25日

7月26日

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■ 2. 子どもたちのようす

 骨を観察する参加生徒たち

スケッチをする参加生徒たち

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学生のアドバイスを受けて観察する

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■ 3. スケッチ作品
 数が多いため、全部を紹介できないことをご了解ください。

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■ 4. 感想文
 数が多いため、全部を紹介できないことをご了解ください。
 氏名は伏せています。

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