7, 8月のアンケート結果を報告します。
【目次】
1. 評価
2. 感想・印象に残ったことなど
3. 期待すること
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■ 1. 評価
評価は「とても良い」が74%で、「よい」の24%と合わせると98%といつもながら高い評価を得ました。
コーナー別では相変わらず「動物に学ぶ」が突出していました。「企画展示」がいつもよりは少ないようでした。
ケース別では、ハンズオンは前回よりは順位が下がって4位になり、企画展示も11位になりました。そのほかは「大物」が相変わらずの人気でしたが、今回は「毛球」と「オオカミとイヌの骨格」が上昇しました。これはオープンキャンパスの時のミュゼットの学生が解説したことによる効果が大きかったと思われます。またオオカミの近くにこれまで展示していたネコを下げ、イヌにしたので、解説に関連性が生まれたことが好評を呼んだようです。
■ 2. 感想・印象に残ったことなど
感想や印象に残ったことなどを紹介します。
<博物館について>
- 身近にこんな場所があって、驚きました。
- お誘いで伺いましたが、こんなにたくさん標本があると思いませんでした。
- 貴学に博物館があることを今回初めて知ったのですが、大学博物館の設置・運営はやはり意義のあることだという思いを強くしました。特に学生さんの解説が素晴らしい。
- 国立科学博物館よりも骨の展示物がおおくびっくりしました。素晴らしかったです。青根のスライドもきれいにまとめられていて素晴らしかったです。
- Wonderful museum. Real bones, extensive history, and hands-on were the best. (素晴らしい博物館です。本物の骨、長い歴史、ハンズオンが最高です)
- The museum is beautifully designed and the specimens provide excellent learning tools for public access. (博物館はきれいにデザインされており、展示物は一般の人に素晴らしい教材となります)
- This was very informative and had many real bones ! I have never seen so many real skeletons before !(非常に勉強になり、本物の骨がありました。こんなにたくさんの本物の骨を見たことがありません)
- 大学の歴史や、これまでの研究の成果を一般の方々に見ていただける機会として、大変意味のある博物館であると思いました。
- 日常では見ることのできない動物の模型や、獣医が使う道具など、普段動物とふれあわない人でも楽しめる博物館だと思いました。また、展示物を囲むものの色使いや、バリアフリーになっていたりと、とても居心地の良い空間でした。
- カテゴリに分かれていて、わかりやすいと思いました。
- ハンズオンコーナーをもうすこしきれいに(奥に置いてあるホルマリン標本の瓶などを手前に)配置すれば見やすいと思いました。ミュゼットの手描きのボードをPCでつくればきれいだと思います。
- 想像していたよりも資料の数が多くてとても見応えがあり面白かったです。
- 広さと比べると中身が充実していて良いです。
- 麻布ならではの、動物についての研究の成果によって作られた博物館だと思うので、とても面白かった。
- お金を払ってもいいくらいの博物館でした。
- very educational and has a rich history.(とても教育効果があり、素晴らしい歴史がある)
- 大学の歴史だけでなく、動物のことも詳しく展示してあり、大学の博物館のレベルを超えていると感じました。企画展も取り組んでいて、積極的な博物館だと思いました。
<麻布大学について>
- 娘が獣医師を目指しているため、こちらに来ました。私も、一時期獣医をめざしていたこともありましたが、今はその職業にはついておりません。生前の増井先生にお会いしたこともあり、少しではありますが展示があってうれしかったです。
<展示について>
- いろいろな動物の骨格標本を間近で見ることができ、感動した。今まで行った博物館の中で、ここまで展示品との距離が近いのは初めてだった。
- 展示それぞれ意図があり、興味深かった。
- 展示の仕方がとても見やすく、博物館内の色があたたかいので落ち着いた感じで見学できました。
- アナコンダの骨格標本がS字に曲げられていたのが、とても美しく見えました。
- 象とハムスターが対照的に並べられているところが印象的でした。
- 限られたスペースだとは思いますが(半円形の面白いスペース)とても上手く利用していると思いました。とても楽しく拝見できました。
- 実物の標本や、写真を撮れるスポットがあること、実際に骨に触れる事ができる点が印象的でした。
- 大きい象とハムスターの骨格が近くにあって大きさの違いにびっくりした。
- The most impressive was the condition created for the exhibition. This will give the life-long usie.(もっとも印象的だったのは展示状態です。ずっと利用されると思います)
<子供への配慮について>
- とても勉強しやすい。子ども達にとってよい環境だと思った。
- 展示室がきれいで、展示内容も大人向け、子ども向けと二つに分かれていて良かったです。
<展示物について>
- ヘビの中で最も重いアナコンダの骨格が印象的でした。頭は小さいのに、ヤギなどを飲み込めると聞いて驚きました。
- ひざの位置が全然違った。すごく高い位置だった。
- コウモリとかハムスターは骨がとてつもなく細かった。
- Skeletons and limbs of different animals.(骨格と異なる動物の四肢が印象的でした)
- いのちを相手にしつつ、学ぶためにはいのちを頂かなければならない。骨格標本や血管模型の美しさにいのちを大切にする気持ちを感じました。
- 肉食獣の生存が危うくなっていることが印象的だった。
- ウシが食べたものがびっくりでした。飼育管理の徹底を気をつけなきゃいけない。
- ビーグル犬の頭部や心臓があったことに驚きました。ビーグル犬を飼っているので、こうなっているのかと思いました。
- 骨がたくさんみられてよかった。ゾウやキリンの骨があまりに大きくて感動した。アナコンダも立派だった。
- 骨がきれいにならんでいて、模型かと思いきや、本物だということに驚き。
- 動物が違っても哺乳類ならば基本的な体のつくりは同じということが分かったのが良かった。
- ポメラニアンの骨格は首をもっと挙げた方がいいと思います。顔を上に上げる。シバは可愛かったです。
- これだけの標本を集めるのに大変苦労されたと思います。展示も見やすくてきれいでした。
- Comparing the plastinated vasculature of various animals was very interesting.(さまざまな動物の血管プラスティネーションを比較するのはとても興味深かった)
- That all the bones were real(全ての骨が本物だと言うことが印象的でした)
- I was impressed to see skeletons of many animals. I didn't expect. I saw zoo animals like elephants from far but this was close up of how they look like. (たくさんの動物の骨格が印象的でした。想像以上でした。ゾウは遠くから眺めたことはありますが、このように近くでどうなっているかを見たことがありませんでした)
<進化について>
- 骨から進化した部分と退化した部分が明らかに違うところが良く分かりました。
- それぞれの生物の生き方と骨格が非常に関連があり、生物は本当にうまくできているなと改めて実感することができました。やはり頭部の骨格は理解しやすく印象に残っています。
- 人間と動物によって手の骨のつくりが全く違ったり、逆に指がちゃんと5本ほとんどの動物があることに驚いた。コウモリが私たちと違ってひざがうしろに曲がっていることやナマケモノの首の骨の数がバラバラということに驚いた。
<歴史について>
- 増井光子先生から勇気をもらいました。
- 増井光子さんの母校と知って感動しました!学生さんにも解説していただき、楽しかったです。(ゾウの骨は実は薄い)
- History of the university especially re-building after the war. (大学の歴史、特に戦後の復興が印象的でした)
- 明治時代から動物の勉強をしていたことに、驚きました。
- 標本等もさることながら、増井光子先生の生涯が大学の精神を具現化している感じがして興味を持ちました。
<ハンズオンについて>
- いろいろな骨があっておもしろかったです。特にハンズオンコーナーが重さや骨同士の組み合わせたときのなめらかさなどがわかり、楽しかったです。サークルの皆さんの説明もわかりやすかったです。
- Ability to touch bones/structures in Hands-on area.(ハンズオンで骨や骨格に触れることが印象的でした)
- It was cool to be able to touch the animal skulls.(動物の頭骨に触れるなんてスゴイ)
<学生について>
- 一番印象的なのは学生さんです。専門的知識をやさしく語り、研究が楽しいということを来館者に伝えてくれます。
- 説明してくれる生徒さんが本当に動物好きなんだなーっていう印象が大きかったです。
- 説明の方がとても優しく、良い印象だった。動物には大切な部分(骨など)があり、人間と同じだと思った。知らないことが知れて興味がわきました。
- 学生の方々の細かい説明にびっくり。よく研究されているなと思いました。
- ただ骨格を見るのではなく、質問させていただいたり、自分でさわり、組立たりなど、中々見られない体験ができて良かった。
<ギャラリー>
- 明治時代の馬の絵が正確できれいでした。
- 明治時代に描かれた骨格の絵」を見ましたが、PCもインターネットもない当時から細かな所まで描かれていて、当時の最先端の技術なのかなと思いました。
<地域連携について>
- 地域との連携も素晴らしい。いのちを大切にする教育、他分野の専門家にも必要だと思います。
<スタンプ>
- スタンプがかわいらしいですね。
■ 3. 期待すること
<広報>
- Please open this to the public. Show this to the children and make them see these things. (一般の人にも開放してください。これを子供にも見せてあげてください)
- とても素晴らしい施設なので、SNSやメディアの力を使い、多くの人に来場してもらいたいです。
- とてもおもしろい博物館なので、広報してもっとたくさんの人に知ってもらえると良いと思います。
- 子ども達の教育活動や、イベントの一環として利用していただくことで、さらなる知名度の向上、本学を知っていただける機会の増加を期待しています。
<英語>
- More English translations would be nice, although it is interesting even without understanding the written text.(解説がなくてもおもしろいですが、英訳が欲しい)
- I hope they add English captions.(英語の説明が欲しい)
<その他>
- 専門書等の閲覧室があったら良いと思います。昔の実験器具、機材等を増やした方が良いと思います。
- more information on how the students use the museum for their studies. (学生が勉強にこの博物館をどう利用しているかの情報が欲しい)
麻布大学いのちの博物館 公式twitter