■ 学校名
文京区立文林中学校
■ 利用教材
・タヌキの頭骨標本5点
・ハクビシンの頭骨標本5点
・アライグマの頭骨標本5点
・ニホンジカの頭骨標本5点
・キョンの頭骨標本5点
・ニホンザルの頭骨標本2点
■ 使用期間
平成30年7月16日~平成30年7月20日
■ 学年
中学2年・中学3年
■ 教科
理科
以下は本館からのアンケートの質問と、利用者からの回答です。
教材(標本類)に対する児童・生徒の反応をお聞かせください。
本物が持つ頭骨の迫力に夢中になって観察をしていました。
主な生徒の感想は次のとおり。
・今日の授業で動物は、初めは同じ生物だったのに、その環境において、自分を生長させる。DNAのすごさで、人や生物は生きられると思った。今の人間はDNAを変えるのだ。環境を変える人間は、人という生物としてDNAの機能がうしなわれる気がする。頭の骨にひびも入っているのもすごかった。なぜそうなったかと考えると、頭をつかいすごいしょうげきをあたえてなにか戦ったりするから、頭に入ってる骨でしょうげきをやわらげてると思った。
・今回の観察をして、食べ物と歯はとても関係していることが分かりました。肉食動物の歯は犬歯が発達していて草食動物の歯はきゅうしが発達しているということがなるほどと思いました。また、草食の中でも奥の歯を横にずらすことですりつぶすはんすう動物というのがあることがびっくりしました。今まで動物のことなんか全然気にせずすごしてきたけど今回の学習で動物の体のおもしろさが分かりました。これからは動物園に行ったら食べ方とかをしっかり見たいと思いました。
教材(標本類)の利用時に工夫された点、心掛けられた点をお聞かせください。
工夫した点:どこを観察したら良いのか、観察のポイントを焦点化したこと。
ワークシートを作成したこと
心掛けた点:1つの種をじっくり観させることと、多種と比較させること。
教材(標本類)を利用して、先生のご意見・ご感想などをお聞かせください。
本物の頭骨標本の貸し出しをしてくださる園・館が極めて少ない中で、このような体験教材の貸し出し事業をしてくださるのはとても有難いと思っています。
是非、事業を継続してくださると嬉しいです。
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