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いのちの博物館だより

2024.04.01

【学習教材(標本類)の貸出】利用者の声(相模原市有害鳥獣対策協議会)

■ 提供教材
 「タヌキの頭骨標本5点」体験教材1セット
 「ハクビシンの頭骨標本5点」体験教材2セット
 「アライグマの頭骨標本5点」体験教材2セット

■ 使用期間
 令和6年3月23日

■ 使用目的
 相模原市有害鳥獣対策協議会主催の「野生鳥獣の実態と対策を学ぼう!親子セミナー」にて使用
 (講師:本学教員)

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以下は本館からのアンケートの質問と、利用者からの回答です
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■教材(標本類)に対する児童・生徒の反応をお聞かせください
標本を触ってもらう前に、タヌキ、アライグマ、ハクビシン、アナグマの4種類の中型哺乳類についてクイズ形式で形態や行動特性などについて説明を行なった。標本を触りながら、「アライグマの方がハクビシンやタヌキよりも頭が大きく、牙が長い」や「歯の形が違う」「この骨の形は年寄りかな」「この穴は血管が通っているの?」など細かい部分まで手に取って見ながら3種類の頭骨を観察していた。

■教材(標本類)の使用時に工夫された点、心掛けられた点をお聞かせください
1人1人に頭骨を配布してしまうと、破損や逸失が生じそうであったため、頭骨ブースを設けて、触りに来てもらうようにした。また、ブースには児童の主体的な観察を促したり、疑問に答えられるようにサポートの人員を配置した。頭骨だけでは動物の全体像を想像しづらいと考え、自作した等身大パネルも一緒に置いたり、アライグマのぬいぐるみやタヌキのなめした毛皮も触れるように置いた。

■教材(標本類)を使用して、先生のご意見・ご感想等を自由にご記入ください
自由に触ってみてもらえる本物の標本を貸し出していただけたのは、参加者の興味や理解を深めるのにとても役立ったと感じた。またぜひ機会があれば貸していただきたい。いくつか改良点を述べさせていただくと、まず1点目としては、標本の入っていたチャック袋の番号と標本番号が合わないものが一部あったので、ご確認いただきたい。2点目としては、中型動物3種の頭骨があるので、ぜひ4種類目としてアナグマの標本も貸し出していただきたい。3点目は、等身大パネル(パネルが難しければ布に印刷したものでも良いと思う)や毛皮など、全体像がわかるような教材もあれば、さらに充実するのではないかと感じた。

【使用時の様子】
※web掲載承諾済

麻布大学いのちの博物館にて「野生鳥獣の実態と対策を学ぼう!親子セミナー」麻布大学いのちの博物館にて「野生鳥獣の実態と対策を学ぼう!親子セミナー」

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