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いのちの博物館だより

2024.07.29

【学習教材(標本類)の貸出】利用者の声(日本大学第三中学校・高等学校)

■学校名
日本大学第三中学校・高等学校

■利用教材 
頭骨標本(アライグマ、ニホンジカ) 各1セット

■使用期間
令和6年6月17日 ~ 令和6年7月1日

■学年
中学1年生

■教科
理科Ⅱ

ー以下は本館からのアンケートの質問と、利用者からの回答です。ー

■教材(標本類)に対する児童・生徒の反応をお聞かせください
教科書では決して学ぶことのできないところまで観察できて楽しんでいる生徒が多かったです。
また本物の骨に触れることで、感動している生徒も多くみられました。
今回の実験を通し、理科に対して興味をもってくれる生徒も増えました。

■教材(標本類)の使用時に工夫された点、心掛けられた点をお聞かせください
中学1年生の理科Ⅱの分野では、草食動物と肉食動物の食性について学ぶため、あごの動かし方や歯の形、目の位置などに注目させ「頭骨から動物の生活を考えてみよう」ということを目的としました。

教材(標本類)を使用して、先生のご意見・ご感想等を自由にご記入ください。
本物の骨に触れられる機会は中々ありません。生徒が楽しそうに学んでいる様子をみて大変嬉しく存じます。
このような機会を与えてくださり誠にありがとうございました。

☆授業を受けた生徒さんからの声(一部抜粋)☆
・ニホンジカは草食動物なので歯は鋭くないと思っていたが、実物を見ると鋭かったことに驚き、よく考えてみると、草をちぎるために鋭い歯もいるということに気づけました。

・実際にレプリカじゃなくて本物の骨を触って見て感じられて、骨はこんな感じあんな感じと言うよりも、実際に感じた方がとてもわかりやすくて楽しい授業になりました。

・歯の並び方がニホンジカとアライグマと全然違って、ニホンジカの臼歯は綺麗に並んでいた。アライグマは犬歯がとがっていたなど、いろいろ観察できて面白かった。

・骨が思っていたよりも硬くてびっくりした。

・初めは壊さないかと心配でしたが、だんだん慣れて自分から進んでふれあい観察できたので理科Ⅰにはできないことを学びました。

・実際に動物の骨は、硬くて丈夫なんだなと改めてわかりました。私が一番びっくりしたのは、アライグマの骨がとても小さいという事です。アライグマは毛があり実際の顔の大きさがわからなかったけど、いざ骨にするとこんなに小さいんだなと驚きました。今回実際の動物の骨をじっくり見ることができてよかったです。ありがとうございます!!

・本当に生きていた動物の骨をみれて、どうやって獲物を狙ってたのかなどがすごくわかった。

・生物は元々好きだったけど今回骨をみてさらに生物が好きになった。

・実物を見ることで興味がなかったことに興味を持ちなぜこうなるのだろうと考えることが出来ました。

・レポートにまとめながら、歯のつくりやどのように使われているのかを知ることができて良い学びになりました。あまり経験できないようなことで、すごく刺激のある授業でした。

・草食動物と肉食動物とではこんなにも違いがあるのだと初めて実感しました。(例えば肉食動物では肉を食べるために犬歯が発達したり、草食動物では草をすりつぶすので犬歯は小さいなど・・・)

・最初は骨を観察すると何が面白いのかなと思っていたのですが、犬歯はどこにあるのか、この歯はなんのためにあるのかを考えてくうちに骨はとても興味深くて面白いものだと知れました。

・チームで協力して分からないところを教えあったり、実際に触って考えれて、またこのような実験をしたいと思いました。

・顎の動きがすぐわかりその動物が食べるものに合っている歯の作り、顎の動きだということがわかった。

・アライグマの骨は意外と小さくてびっくりした!もっと色々な生物の骨を見てみたいです!


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