10月30日(水)、東京都立町田総合高等学校の皆さんが来館されました。
当館前館長で、獣医学部獣医保健看護学科教授の島津先生が解説をされました。
いのちの博物館に展示中の様々な動物の全身骨格標本を前に、「動物の体のみかた」を中心にお話が進みました。
「キリンはなぜ、ひざ、ひじの位置が高いのだろう?」
「ひざ、ひじから下が極端に長い理由は?」
「足先を軽くするとどんなメリットがある?」
「ゾウの全身骨格と、足のバランスを比べてみよう」
先生の問いかけに、みんなぐっと引きつけられ、口々に意見がでました。
また、人体骨格標本(模型)と他の哺乳類を比較し、
「ヒトを含むサルの仲間が、鎖骨が発達している意味」や「ヒトの体のつくりと筋肉の関係が、そのまま私たちの日常生活にも活かされていること」を考えました。
「動物の体をよく見ると、その動物の生活の様子が分かる」という先生のお話に、たいへん納得した様子の皆さん。
博物館を退館される時は、とても名残惜しい様子でした。
ぜひまたご来館ください。お待ちしています!
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