12月23日(月)、理科研修会で本学にご来校の高校教員の皆様が来館されました。
当館の入り口に最も近いのが、オオカミとイヌの標本です。
この二つを見比べていただいた後で、ヒトとの長い歴史の中で生み出されてきた、大きさも形も様々なイヌの形の違いを観察していただきました。
ウシ、ブタ、ウマなどの腸から取り出された毛球・結石は、私たちヒトにとっても「尿管結石」や「胆石」などの病気を連想する、とても身近で想像しやすい標本です。
ウマの腸から取り出された巨大な結石とその断面に、大変興味を持っていただきました。
哺乳類のコーナーでは、展示方法の工夫(比較して観察できるように配置)も併せてご紹介しました。
また、歴史のコーナーでは、明治時代の学生のノートや英語で書かれた講義録、縦書きの教科書など、当時の教育活動の中で使われていた資料に大変興味を持たれた様子でした。
本物の骨に触れる「ハンズオンコーナー」は、当館の大きな特徴の1つです。
博物館解説サークル「ミュゼット」の活動や、学生たちが製作した標本の紹介もさせていただきました。
日頃から理科が大好きな高校生さんと接している先生方から様々なお話を伺うことができ、とても充実したひとときとなりました。
ご来館ありがとうございました。
なお、当日の様子は麻布大学ホームページにも詳しくご紹介しています。
麻布大学ホームページ:高校教員を対象とした第2回理科研修会を本学で開催しました
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