春休み中の3月26日(木)、聖園女学院高等学校の理科ご担当の先生がご引率され、皆様でご見学されました。
展示室の一つ一つの展示の説明に耳を傾け、自分の目で確かめ、知識を吸収しようとする熱心なご見学の様子に、動物や生き物への関心の高さが感じられました。
「獣医学のコーナー」では、普段なかなか見ることのない寄生虫をご覧になり、「感染症を引き起こすものとして、寄生虫、ウイルス、細菌などがありますが、ウイルスや細菌とは違い、寄生虫は寄生している動物(宿主)と共存する傾向がある」という話に、寄生虫に対する関心が高まったとの感想をいただきました。
「動物に学ぶコーナー」では、「大きなゾウも小さなジャンガリアンハムスターも基本的な体の構造が同じです」という解説を聞いて、アジアゾウの前に展示されたジャンガリアンハムスターの小ささに、「わ!小さい!!」と驚きの表情が広がりました。
「ハンズオンコーナー」では、初めて触る骨の感触や重さを体感しながら、「思ったより重い!」「こんな感触なんだ!」と驚いたり感心したりしながら、新しい体験を楽しんでいる様子が見られました。
見学の最後には、皆さんそれぞれが印象に残った展示を写真におさめていました。
疑問に思ったことを、引率の先生や解説スタッフに積極的に質問し、学びを深めようとする様子が印象的でした。
高校生の皆さんの素直な驚きや探究心、そして仲間とともに学びを深めていく様子は、今後のさらなる成長を感じさせてくれる、たいへん頼もしいものでした。
是非またのご来館をお待ちしております。
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