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いのちの博物館だより

2025.12.02

東京都立町田総合高等学校の皆さんが来館されました

10月31日(金)、東京都立町田総合高等学校のみなさんが来館されました。麻布大学獣医学部獣医保健看護学科教授の島津德人先生が、講師をつとめました。博物館の中でもほ乳類の骨格標本を中心に観察をしながら、「この動物はなぜこの形なのか」という先生からの問いかけに、みなさん真剣に向き合いました。

 例えば、草食動物のキリンの骨格標本を観察しながら、

「キリンが長いのは本当に首だけ?」

「背が高いキリンは、肘から下、膝から下がなぜ特に長い?」

「前足の方が後ろ足より長いのはなぜ?」

「関節を減らすとどんなメリットがある?」

と、先生の質問が飛びます。

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次に、肉食動物のライオンの全身骨格を観察しながら、ライオンはなぜこの形なのかを考えます。ここでも、「獲物を捕まえやすくする腕のつくり」のお話しがでて、キリンとの比較をしながら観察がすすみます。 更に、腕の構造と筋肉の付き方について、自分の腕を動かしながら考えます。

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 最後に、館内で唯一の模型、人体の骨格標本を確認しながら、「鎖骨があるから可能な霊長類の腕の動き」を考えます。

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 残りの時間を使って、本物の標本をさわっていただけるハンズオンコーナーなど、館内を自由にご見学いただきました。

 ご来館ありがとうございました。

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