2月6日(金)、麻布大学副学長でいのちの博物館館長の川上泰教授が、相模原市立上溝南中学校で出前授業を行いました。
昨年11月に、上溝南中学校の生徒さんのグループが校外学習(市内職場見学)で来館され、そのご縁で今度は上溝南中学校での出前授業となりました。
中学校の先生方からは、「総合的な学習の時間」の学習の中で職業についての調べ学習をすすめていること、出前授業では「仕事の概要」「職業の魅力や大変さ」「その職業を選んだ理由」「中学で学習していることがその職業にどうむすびつくか」などの話をして欲しいというご要望がありました。
川上館長はご要望をもとに中学生でも分かりやすい映像資料を準備し、当日は1年生34人を対象に授業を行いました。
以下、当館からのアンケートの質問と、いただいたご意見やご感想を紹介いたします。
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◆授業に対する生徒の反応をお聞かせください。
すべての生徒が食いつくように講義を聞いていました。微生物への興味も増したようですが、研究者という職業についてもっと詳しく知りたがっている生徒が多かったです。
生徒から聞かれた感想としては、
「もともと医学を学んでいた川上先生が、どうしてそこまで微生物に魅力を感じたのかもっと知りたかった。」
「麻布大学は2000人以上の学生さんがいるのに、小規模の大学だと聞いて驚きました。」
「アニサキスは日本海側と太平洋側で大きく分かれていたのが、温暖化の影響でかなり大きく変わってきたという話しを聞き、温暖化が生態系にも影響を与えているのを初めて知りました。」
「研究者になりたいと思った理由は、自分の好きなことを知る。というのを聞き、自分の好きなことを見つけて、やりがいをもって働くのが働くうえで大切だと思いました。」
など、生徒たちも教授の話しから多くのことを学び、自分たちの学習にもより意味を見出して取り組むようになりました。
◆先生のご意見・ご感想等を自由にご記入ください
いつもと違う中学生相手だったので講義しにくいところもあったかと思われますが、中学生でもわかりやすい言葉を選んでくださってありがたかったです。
寄生虫などの写真を提示するときに、「今から写真を出すよ」など配慮ある声かけがあったことがとても良かったです。
また、生徒たちの様子や反応を見ながら、話す内容を工夫されていたように感じ、生徒が最後まで集中して聞けていました。さすが、大学の先生だなと感心するばかりでした。
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熱心に講義に聴き入る様子が、写真を通してもうかがえます。生徒の皆さんがいまの学びを深める際、また、今後将来の職業選択を考える際のヒントとなれば大変幸いです。このたびは出前授業の機会をいただきありがとうございました。
なお、上溝南中学校の当館団体見学の様子をホームページで公開しています。そちらもあわせてご覧ください
麻布大学いのちの博物館 公式twitter